西日本鉄道バス その１

西日本鉄道バスの普通乗車券です。

 

前回は九州の大手民鉄である西鉄のきっぷを紹介しましたが、

今回は西鉄のもう一つの顔である西鉄バスのきっぷを紹介します。

 

西鉄のバス事業は、他の大手民鉄各社がバス事業を分離子会社化する中、

唯一本体直営で運営しており（分離子会社化も進めている）、福岡都市圏

のみならず、全国のバス運営会社の中でも最大級の事業者として

知られています。福岡市中心部には、西鉄福岡（天神）駅隣接の西鉄天神

バスセンターと、ＪＲ博多駅隣接の博多バスターミナルと拠点となるバス

ターミナルが複数あり、まさに福岡市内交通の主役ともいうべき存在です。

 

紹介するのは、平成２０年に博多バスターミナル内のボタン式券売機で

購入したバス乗車券です。

 

 

地紋は西鉄電車とは異なり、水色で西鉄の社紋と「にしにつぽんてつどう」

と入ったバス専用のものを使用しています。きっぷはバス運転手への

視認性向上のため、きっぷ両面に同じ表記が印刷されたものに

なっていました。

西鉄電車のきっぷは発行年月日と券番の表記位置が独特でしたが、

バスのきっぷでは一般的なところに表記されています。

 

バスの自動券売機はそもそも設置しているところが少なく、あったとしても

１台または２台くらいしか無いことがほとんどなのですが、博多バス

ターミナルの１階に３台、２階に１台西鉄市内バス用の券売機が設置されて

います。それだけ市内バスの需要があることがうかがわれます。

 

次回は博多バスターミナル内で購入できるもう一つの会社の

きっぷを紹介します。