新 鉄道・バスのきっぷコレクション

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高松琴平電気鉄道 その4

高松琴平電気鉄道の片道普通乗車券その4です。

前回まで通常型・食券型の自動券売機で発行されたきっぷを紹介してきましたが、
券面の文字フォントに差異はあれど、基本的な様式には変化がありませんでした。
ですが、今回紹介するきっぷは自動券売機で発行される鉄道のきっぷとしては
とても珍しい部類になるかと思います。

紹介するのは、平成27年に仏生山駅で購入したきっぷです。

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こちらのきっぷは通常のきっぷと異なり、感熱ロール紙で発行されたレシート
タイプのきっぷで、地紋として「ことでん」の文字が入っているのが特徴です。
券売機も小型の機種となっていて、食券型の券売機よりさらに簡易型な券売機
という印象を持ちました。

このタイプの券売機は、かつてJR西日本の和歌山周辺の無人駅などに導入した
例がありますが、現在では磁気券きっぷが発券できる簡易型券売機に置き換え
られたため、平成27年11月現在で残存しているのはおそらくことでんのみ
なのではないかと思います。更新時期になったときに代替の機種が導入される
のか、それともそのまま券売機撤去の動きになるのかどうなるでしょうか?

以上4回にかけてことでんの普通きっぷを紹介しましたが、今回で一区切り
となります。ことでんではICカードに隠れて注目度の薄い券売機のきっぷ
ですが、よくよく見てみると興味深いものもあるのではないかと思いました。