新 鉄道・バスのきっぷコレクション

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北九州高速鉄道 その1

北九州高速鉄道の片道普通乗車券です。

今月は福岡県北九州市周辺の鉄道のきっぷを紹介しています。
今回紹介するのは、北九州市小倉駅から企救丘(きくがおか)駅を結ぶ
北九州高速鉄道北九州モノレール・小倉モノレール)の普通きっぷです。

1枚目は平成20年に小倉駅のボタン式券売機で購入した普通きっぷです。

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地紋は緑色で北九州高速鉄道の社紋と「きたきゅうしゅうこうそくてつどう」の
文字が入ったオリジナルのものを使用していました。
このきっぷの特徴は、きっぷの発行年月日の数字が他社のきっぷと比べて
大きめに表記されていることです。きっぷの券番の数字と比較するとフォントの
違いが分かるかと思います。
また、普通きっぷと書きましたが、北九州高速鉄道の初乗り運賃は本来
大人180円のところ、こちらのきっぷは大人100円となっています。
これは「100円モノレール」というキャンペーンが実施されているためで、
厳密に考えると企画乗車券になるようです。

2枚目は平成27年に小倉駅のタッチパネル式券売機で購入した普通きっぷです。

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平成27年10月に出改札システムの更新が行われ、ICカードの導入と
普通きっぷは磁気券からQRコード方式へ変更となりました。
ライナー券では大手民鉄にも導入例がありますが、全面的に同方式に
切り替えたのは沖縄都市モノレールや広島のスカイレールくらいで、まだ
国内では珍しい例だと思います。導入に伴いきっぷの様式が大幅に変更となり、
縦型で中央にQRコードと偽造防止のモノレールのイラストラインが
入れられたきっぷになりました。

QRコード方式のきっぷは利用者にとって使い方が今一つ分かりにくかった
ためなのか、この後さらに様式が変更され、定期券サイズの大型のきっぷで
タッチの仕方のイラストが追記されたものになった模様です。
また遠くないうちに再訪しなければいけませんね。