しなの鉄道 その５

しなの鉄道のＪＲ券売機発行の片道普通乗車券です。

前回に引き続きしなの鉄道のきっぷを紹介します。

今回から紹介するのは、北陸新幹線長野～金沢間開業後にＪＲ東日本から

移管された信越線改め、しなの鉄道北しなの線区間のきっぷです。

紹介するのは、平成２８年に長野駅のＪＲタッチパネル式券売機で購入した

北しなの線の普通きっぷです。

ＪＲの券売機で発券されたきっぷなので、地紋はＪＲ地紋となっています。

券面にはしなの鉄道の文字は無く、路線名の「北しなの線」とのみ表記

されています。しなの鉄道自社所有の券売機で発行されたきっぷでは、

自駅名はＪＲと同じ縦書きの表記ですが、ＪＲ券売機発行のこのきっぷでは

連絡きっぷで使われることの多い横書き表記になっています。

長野駅では北しなの線経営移管に伴い、しなの鉄道の直営窓口が新たに設置

されましたが、自動券売機についてはＪＲの機械に北しなの線のタブを追加

するという形で自社の券売機は設置されませんでした。

同様に以前からＪＲと共同使用していた篠ノ井駅ではそれぞれの会社の券売機を

設置、ＪＲ飯山線が分岐する豊野駅では逆にしなの鉄道の券売機でＪＲの

きっぷを発売と、それぞれ異なる方式を採っているのが興味深いですね。

次回に続きます。