北大阪急行電鉄 その１

北大阪急行電鉄の片道普通乗車券です。

 

今月は大阪エリアのきっぷを紹介しています。大阪市交通局に続いて紹介する

のは、地下鉄御堂筋線から直通して運転している北大阪急行電鉄のきっぷです。

 

１枚目は平成１６年に千里中央駅のボタン式券売機で購入したきっぷです。

 

 

水色無地紋のきっぷです。「○○円区間ゆき」という表記が特徴的です。

北大阪急行は当時大人初乗り運賃が８０円と、国内の鉄道ではかなり低額な運賃

で利用することができました。（平成２６年の消費税引き上げにより初乗り運賃

９０円に改定したものの、現在でもトップクラスです。）

 

２枚目は平成２５年に千里中央駅のタッチパネル式券売機で購入したきっぷです。

 

 

地紋は水色無地紋から赤色スルッとＫＡＮＳＡＩ共通地紋に変わりました。

大阪市交通局と同様に上部にきっぷの発券時刻が表記されるようになったため、

会社名が左端にずれ、発行年月日は通常よりもやや下側に移動しています。

また１枚目では千里中央の「中央」の文字が小文字縦書き表記だったものが、

こちらのきっぷは通常の文字で表記されています。

 

次は平成２５年に江坂駅で購入したきっぷを２枚続けて紹介します。

 

 

 

江坂駅は大阪市交通局との共同使用駅で大阪市交通局側が管轄しているため、

他駅とは異なる様式のきっぷで発行されています。緑色スルッとＫＡＮＳＡＩ

共通地紋で、会社名は省略なしの正規社名表記・きっぷの発券時刻表記が無い

ことなどが特徴です。

 

北大阪急行は今後終点の千里中央駅から箕面市方面への延伸が計画されています。

延伸先の住民にとっては待望の計画でしょうが、路線延長後もこの低額の運賃

水準が維持できるのか注目ですね。