新 鉄道・バスのきっぷコレクション

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JR東日本 乗車整理券・ライナー券 その1


4月を迎え、新たに社会人となった人や色々と環境が変わった人も少なくない頃
だと思います。通勤時間帯の混雑した列車から解放される手段として、一部の路線・
区間では別途乗車整理券ライナー券を購入して座席定員制の列車に乗車する
という方法があります。今回から数回にかけてJR東日本の通勤ライナーの代表格
である「湘南ライナー」のライナー券を紹介していきます。

今回紹介するのは、東京駅東海道線9・10番ホーム上のタッチパネル式券売機で
発売されているライナー券です。

1枚目は平成27年に購入したライナー券です。

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券売機では直近に発車するライナーのライナー券のみが購入可能で、券売機の上
には残り席数が表示され、満席または発車1分前になると発売が終了となります。
ライナー券は朝の上り列車乗車駅と夜の下り列車乗車駅で様式が変わるのですが、
東京駅では通常の普通きっぷのサイズで発券されます。(品川・新宿駅等でも同様)
平成26年の消費税引き上げ直前にタッチパネル式券売機に更新され、Suica
等のICカードでも購入が可能になりました。

2枚目は平成26年に購入したライナー券です。

イメージ 2

1枚目のきっぷはJR標準の橙色地紋でしたが、こちらは珍しい緑色地紋をして
います。湘南ライナーでは列車によって10+5の15両編成を使用しています。
10両編成側と5両編成側の区別を図るために券売機の設定によって変えている
のでしょうが、10両編成の列車では地紋の色は関係なく共通で使用されています。

平成27年3月のダイヤ改正によって宇都宮・高崎・常磐線東海道線の直通が
行われたため、東海道線下り普通列車ではほぼ着席が難しい状況になりました。
そのため、湘南ライナーの需要は今後とも増えることはあっても減ることは無い
と言えると思います。

次回も湘南ライナーライナー券を紹介します。