新 鉄道・バスのきっぷコレクション

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JR東日本 乗車整理券・ライナー券 その6


前回は小田原~新宿間の「おはようライナー新宿号・ホームライナー小田原号」
と、東北・高崎線系統のライナー号のライナー券を紹介しましたが、いずれも
様式的には湘南ライナー号のものとあまり変化がありませんでした。
今回は中央線系統で全席座席指定で運転されている「中央ライナー号・青梅ライナー
号」のライナー券を紹介します。

1枚目は平成20年に新宿駅のタッチパネル式券売機で購入したライナー券です。

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中央ライナーの券売機は専用に設置しているところもあれば、中央線特急の
自由席特急券券売機と共用のものもあります。機種としては旧型のタッチパネル式
券売機を使用しています。中央ライナーの特徴は他のライナーと異なり全席座席
指定の方式を採用していて、券面にも号車・席番表記がされています。

2枚目は平成22年に新宿駅のタッチパネル式券売機で購入したライナー券です。

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1枚目のおよそ2年後に購入したライナー券では、「禁煙席」の表記が「全席禁煙」
に変わり、文字フォントも若干変わっています。

最後は平成25年に新宿駅のタッチパネル式券売機で購入したライナーグリーン
券です。

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こちらは青梅線方面へ直通する青梅ライナー号のライナーグリーン券で、普通車と
同一のシステムを採用していますが、独自のグリーン料金を設定しています。
グリーン車の扱いでは、東海道線系統の普通列車グリーン料金の適用、旧東北・
高崎線系統の普通車扱い、そして中央線系統の独自の料金体系と、それぞれの線区
に合わせた運用を行っているようです。

JR東日本首都圏のライナー列車は、使用車両の更新や方針の転換に伴い変化の
時期を迎えています。運転本数の多い湘南ライナーについてはそう遠くないうちに
動きがあるでしょうし、中央ライナー常磐高崎線で始まった新たな特急料金
制度を適用し、通勤特急化することも考えられます。今後も要注目の存在だと
思いますね。

次回からはJR東日本の首都圏以外で運転されているライナー列車の乗車整理券
紹介します。