ＪＲ西日本 急行券

ＪＲ西日本の急行券です。

今年の３月２６日に予定されているダイヤ改正は、ついに北海道に新幹線が

到達し、北海道・新函館北斗駅から九州・鹿児島中央駅まで新幹線の高速

ネットワークで結ばれるようになります。しかし、新たに生まれるものがあれば、

去りゆくものもあり、ＪＲとしての最後の定期急行列車である「はまなす」号も

終焉のときを迎えようとしています。そこで、今回から３週にかけて自分が

所有している自動券売機で発行された急行券を紹介します。

今回紹介するのは、平成１７年にＪＲ西日本芸備線広島駅のボタン式券売機で

購入した急行券です。

こちらは広島から芸備線の三好方面に運行されていた「みよし」号の急行券です。

急行券は自由席が基本で、座席指定を希望する場合は別途「指定席券」を購入する

必要があります。自動券売機では指定席を取ることができませんので（除く、

指定席券売機）、この急行券は自由席のものになります。特急券は指定席が基本

で、自由席は「自由席特急券」となるため、それぞれの考え方の違いが表れて

いますね。

ＪＲ西日本では広島からの「みよし」号と岡山から津山方面に運行されていた

「つやま」号が昼行の定期急行列車として遅くまで残っていましたが、

いずれも現在は快速列車への格下げにより消滅しています。

次回に続きます。