新 鉄道・バスのきっぷコレクション

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JR北海道 急行券


前回までにJR東日本・西日本の急行券を紹介しましたが、今回はJR北海道
発行で、この3月に運行を終了する最後の夜行急行列車「はまなす」号の
急行券を紹介します。

紹介するのは、千歳線札幌駅のタッチパネル式券売機で発行された急行券です。

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JR北海道のタッチパネル式券売機で発行された急行券は、大型の定期券
サイズで発券され、料金券ですがきっぷの発券時刻が表記されているのが
特徴です。着駅は同一の料金区間である千歳駅南千歳駅の両駅が併記されて
います。

急行「はまなす」号は青森駅と札幌駅を結ぶ夜行急行列車で、ダイヤ改正
3月26日ですが、青函トンネル内の各種設備切り替え作業を行うため、
札幌発の上り列車は20日出発分で、青森発の下り列車は21日出発分で運行が
終了し、この下り列車が青函トンネルを走行する最後の定期旅客列車であり
同時にJRグループで「急行」としての定期列車も消滅することになります。

急行列車としての役割は、よりグレードの高い車両を使用する「特急」と、
普通列車用の車両を使用し急行料金を必要としない「快速」への二極化が進み、
間に挟まれる形となった「急行」は時代にそぐわないものとなってしまった
かもしれません。臨時列車として「急行」が走ることはあることと思いますが、
おそらく指定席列車として運行されるようになると思われ、自動券売機で
急行券」を購入できるのはあとわずかといって間違いないと思います。