京浜急行電鉄 その２

京浜急行電鉄の着席整理券です。

今月は関東民鉄の特急券や通勤ライナー的列車の整理券を紹介しています。

今回紹介するのは、京浜急行電鉄の朝夕に運転されている座席定員制列車

「ウィング号」の着席整理券を紹介します。

紹介するのは平成２４年に品川駅のタッチパネル式専用券売機で購入した

着席整理券です。

きっぷは縦型の様式で、指定列車の発車時刻が大きく表記されたものと

なっています。

京急のウィング号は、並走するライバル会社のＪＲ東日本「湘南ライナー」

のように、品川駅と上大岡駅以南の通勤利用者のために運行されている列車で、

共に主要駅である横浜駅を通過するという点でとてもよく似た性質を

持っています。平成２７年１２月からは上り列車の「モーニングウィング号」

も運行されるようになり、遠距離通勤をされている方には朝の混雑に

巻き込まれずに行くことができる手段が増えました。

通勤利用客のためにこのような着席通勤ができる列車を用意するのが近年の

トレンドのようで、東武鉄道東上線の「ＴＪライナー」や、京王電鉄でも

座席指定列車としても活用することができる新型車両が今後導入予定とされて

います。この動きがまだ座席指定・定員制の列車を持たない他の鉄道会社に

広がっていくのか注目したいですね。