えちぜん鉄道

えちぜん鉄道の片道普通乗車券です。

今月は福井県の鉄道・バスのきっぷを紹介しています。

今回紹介するのは、度重なる事故で運行停止となり廃線の危機にあった路線を

第三セクター方式の鉄道会社として再生し、生まれ変わったえちぜん鉄道の

きっぷです。

紹介するのは、平成２１年に福井駅の窓口端末で購入した普通きっぷです。

きっぷは紫色でえちぜん鉄道のロゴが入ったものになっています。

前回紹介した福井鉄道の窓口端末と同じ表面が半光沢の紙を使用した独特の

仕様をしています。きっぷの様式もほぼ同様ですが、えちぜん鉄道の方は

自駅名が白抜き文字になっているのが相違点でしょうか。

なお、こちらは９年前に購入したものですが、現在は駅ナンバリングの入った

ものに変わっているようなので、また再訪しないといけないなと感じています。

えちぜん鉄道は新会社による運転再開時からあえて自動券売機を撤去し、

駅窓口や新たに乗務を開始した女性アテンダントによる対面販売に切り替えて

利用者の声を拾いやすい環境を作ってきました。車両や設備の更新も進められ、

福井鉄道との直通運転用に低床車両やホームの整備、福井駅高架化整備など

明るい話題も続いています。こうして見てみると、福井県は地域の鉄道路線の

活性化に力を入れているのがよくわかります。ぜひこうした取り組みが全国的に

拡がっていくことを願うばかりですね。