新 鉄道・バスのきっぷコレクション

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JR東日本 普通列車グリーン券 その1

JR東日本普通列車グリーン券です。
 
今月は東海道線横須賀線など首都圏の中距離普通列車に連結され、
平日の朝夕は通勤に、日中帯や休日は行楽に利用されている普通列車
グリーン車用自由席グリーン券を紹介していきます。
 
今回紹介するのは現在首都圏で採用されている料金制度になる少し前、
平成15年頃発売されていたグリーン券と、グリーン車用の企画きっぷです。
 
1枚目は東海道線小田原駅の一世代前のタッチパネル式券売機で購入した
普通列車グリーン券です。
 
イメージ 1
 
JR-E地紋で小田原から100Kmまでの距離にある駅まで利用が可能です。
ちなみに所有していませんが、改札内のグリーン券・自由席特急券券売機が
あったところでは、自由席特急券と同じ縦型定期券サイズの大型券で発売
されていたようです。この頃はまだ独自のグリーン料金制度が無かったので、
全国共通のグリーン料金である50Km刻みで4段階の料金が設定されて
いました。また、当時のグリーン車は定期券(除くグリーン定期)や
青春18きっぷなどの企画きっぷとの併用ができず、現在より敷居の高い
車両でした。
 
2枚目は同じく小田原駅の一世代前のタッチパネル式券売機で購入した
グリーン車用の企画きっぷです。
 
イメージ 2
 
この企画きっぷは「データイムグリーン料金回数券」と言い、券売機では
縦型定期券サイズ、みどりの窓口では120ミリの横長サイズで発券されて
いました。その名の通り、通勤ラッシュの時間帯を除いた時間で使用可能な
グリーン料金の回数券(年末年始・土休日は終日使用可能)で、4枚綴りで
2000円・1枚当たりでは500円と当時では破格の料金設定のきっぷでした。グリーン車の需要喚起を狙って発売されたこの企画きっぷは小人数の
グループ旅行などに使えて好評でしたが、平成16年に湘南新宿ライン経由で
宇都宮・高崎線にもグリーン車が投入されることになり、その際JR東日本
首都圏独自のグリーン料金制度が導入され、この企画きっぷも廃止となりました。
 
次回もグリーン券を紹介します。