三岐鉄道

三岐鉄道北勢線の片道普通乗車券です。

 

三岐鉄道は三重県内で２つの路線を持つ地方民鉄で、近鉄富田～西藤原間を結ぶ

三岐線と、現役路線では数少ない７６２ｍｍゲージの西桑名～阿下喜間を結ぶ

北勢線がありますが、自動券売機が設置されているのは北勢線のみで、

三岐線は硬券のきっぷが現役で活躍しています。

当ブログは自動券売機のきっぷがメインなので、今回は北勢線の

片道普通きっぷを紹介します。

 

紹介するのは平成１７年に西桑名駅のタッチパネル式券売機で購入したものです。

 

 

地紋は桃色てつどうＰＪＲの標準地紋で、右上に実際の購入金額が表記

されています。普通きっぷでこのような表記をしているのは、他に名鉄等

でも見ることができます。

 

北勢線は近鉄からの譲渡路線で、三岐鉄道に移管後に路線活性化のため

様々な施策が行われましたが、駅務機器の自動化もその一つで、北勢線の

全ての駅に自動券売機・自動改札機が導入されています。

硬券のきっぷが現役な三岐線と比べると、趣味的には面白味に欠けてしまう

かもしれませんが、利便性の向上と路線の維持のために積極的に取り組む

姿勢は評価できるものだと思います。