ＪＲ東日本 片道普通乗車券（近距離） その４
前回は湘南ひらつか七夕祭りの時期に平塚駅で臨時発売されていたきっぷを
紹介しましたが、今回は小田原市の酒匂川の河川敷で行われる小田原酒匂川
花火大会の際に鴨宮駅で臨時発売されていたきっぷを紹介します。
この小田原酒匂川花火大会は、毎年８月の前半に酒匂川下流の酒匂川スポーツ
広場付近で開催され、新幹線や東海道線の車窓からも眺めることができます。
今年は８月６日に開催予定で、最寄り駅は鴨宮駅になります。
鴨宮駅はそれほど大きな駅ではないため、花火大会の混雑に備えて隣駅の
小田原駅から応援の社員が出て車掌用の携帯発行機を用いた臨時販売が
行われていました。
紹介するのは平成１７年の花火大会の際に購入した普通きっぷです。
きっぷはみどりの窓口で購入するような大型のきっぷで、地紋の色が
緑色をしたきっぷとなっています。鴨宮駅で購入したものですが、きっぷの
発行個所は発行機の所有元である小田原駅の表記となっています。
通常車掌用の携帯発行機はレシートタイプのきっぷが発券されるのですが、
この緑色の券紙がセットされたプリンタと接続し、自動改札にも対応した
きっぷを発行することも可能となっています。
乗務員区だけでなく、小田原のような主要駅にも用意されていたため、
花火大会や、七夕祭りなど近隣の大規模イベントの際に活用されていた
ようですね。
